私はかなり偏食があり小学生位まで肉と
卵とご飯しか食べられないような子供で
した。偏食モノは、自業自得なのですが、
集団生活の中でそこそこのトラウマを抱え
ていく事になるんですよね。
小学2年の時、嫌いなオカズの給食を
いつものように残していたら、その日は
優しい担任がお休みで、若い教育実習の
先生が帰りのホームルームまで、私の机の
上に給食セットを載せたままの状態で
(午後の授業ももちろんそのまま)帰り
のホームルーム前に「あなたが食べない
と、みんな帰れないのよ?」と脅しを
かけられた瞬間、反射的にトレーごと
ひっくり返してそのまま泣きながら家に
帰ってしまった事があります。追い詰め
られた小動物の悪あがき•••。
その時の上履きのまま外を歩く事の
不思議な感じを今でも憶えています。
フワフワと浮いたような感じ。
小学2年生が教室を飛び出してきちゃった
緊張感と外で使わないモノを外で
使っちゃう罪悪感で変にハイな状態で
なんか気持ち良かった事だけは今でも
憶えています。それが上履き(改)を
作ろうと思ったきっかけになったとかじゃ
ありません。偏食しない方が楽しい
学校生活が送れますよ、という話でした。