最近読んだ本

少し前に読んだ本、「嫌われる勇気」が面白かった。
アマゾンベストセラーランキング1位だったのでご存知の方も多いと思います。
私はダウンロード版を読んだんですが、著者の岸見一郎さんをを岸田一郎(元祖レオン編集長)さんと勘違いしてて、こんなのも書く方だったんだと!試し読みでビックリして購入。読みはじめて、ん?と検索して全くの別人だと知りました。こんなタイトルの本書きそうでしよ、ちょいワル(懐)なんだから・・と言い訳するちょい頭ワル・・。

でもアドラー心理学って面白い!さすがにちょい頭ワルの私には難しく、一度だけでは理解出来ないから何回か読まなくてはなりませんが、何度も読み返したくなる本に久々出合った感じです。アマゾンのレビューも熱いですね、見てるとけっこう「自分と同じような考えと思った」という方がいます。私はこの本のタイトルに全て集約されているような気がしました。

人は過去のトラウマなどによってその後の人生を左右される事は無く、
過去は過去として存在しているだけで、それを引っぱり出してきて今の自分の都合の悪い部分への理由づけにしてしまうといった心理をアドラー心理学をベースに哲人と青年の対話形式のストーリーで解説していくという内容。人生における悩みは全て人間関係にあるという。

承認欲求の危うさなどの話も面白かった、すぐにFacebookが頭をよぎった。他者からの承認を求める多くの場合は賞罰教育によると、、そしてその先には「ほめてくれる人がいなければ適切な行動をしない」といった内容なども考えさせられます。子育て中の方にもおすすめな内容だと私は思いました(実感)

「人目なんて気にしない」と言っている人のほうが実は強く人目を意識しているって事なんだよなぁとは本当によく思う、自分もどっちかといえばそのタイプだから。
本当にどう見られるか、を気にしないのならそんな言葉さえ出てこないんだとも思います。お時間あったらオススメです。